真賀温泉は湯原温泉郷の一つで、湯原温泉郷の最南端に位置する。場所は国道313号線沿いにあるので分かりやすいですが、あまりにも小さい温泉街ですから見落として通過してしまいそうです。
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川沿いの急斜面にへばりつくように真賀温泉館は建っており、道路脇の駐車場から階段を上った先で、赤い和傘が出迎えてくれる。この温泉館は付近の温泉宿の湯元となっている。 |
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「幕湯」とはその昔、湯に惚れ込んだ藩主が家紋入りの幕を張ってこの湯を独占したというのが由来だそうです。
幕湯は岩の割れ目から気泡とともに湧き出す無色透明のとても澄んだ源泉で、浴槽の深さは深いところで1.4mほどあり立ちながら入浴します。天然石で囲っただけの浴槽で、岩盤の底に穴があり、そこに差し込んだ太い竹筒から源泉が湧出しています。源泉の温度は39度ほど温めで柔らかい肌ざわり、体中を細かい気泡がつつみ最高のお湯です。
幕湯の湯船は3人も浸かれば一杯になりますが、こちらは混浴です。
左の写真:幕湯浴室 |
真賀温泉館には他に男湯、女湯、家族風呂(3つ)があり料金はそれぞれ違う。
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男湯(5〜6人ほどの大きさ) |